池袋東口駅徒歩2分 各種保険取り扱い 皮膚科 / 形成外科 / 美容皮膚科 / 美容外科
眼瞼下垂とは加齢や外傷などの原因により目を開ける力がうまくまぶたに伝わらなかったり、上まぶたの皮膚のたるみにより、まぶたが上がりづらかったり、何らかの原因で上まぶたが垂れ下がったままの状態になってしまっていることを眼瞼下垂と呼びます。両眼の場合もあれば、片眼のみ場合もあります。生まれつき上まぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋)がうまく働かないために生じる場合もあります(先天性眼瞼下垂症)。目の開きが悪いため、眠たそうな印象を与えたり、片側の場合は目の左右差となって症状が現れます。眼瞼下垂の治療は、まぶたを上に持ち上げることで、目の開きにくさ、見えにくさの改善を図ります。「視界が狭い」「まぶたが重い」などでお悩みの方にぜひとも受けていただきたい治療です。眼瞼下垂治療を行うことで、頭痛や肩こりを改善することが可能です。眼瞼下垂でお悩みの方々は、お気軽にご相談ください。保険診療にて治療ができます。
※完全に美容目的のものは、自費診療となります。
● 視界が狭い
● まぶたが重い
● 目がはれぼったくみえる
● 目が開けにくく年々小さくなってきた
● 肩こり、偏頭痛がある
● 上まぶたがくぼんできた
施術前
施術後
当院では形成外科専門医が施術に当たるため、傷跡をより目立たなく施術することが可能です。
※ 経過には個人差があります。
● 先天性眼瞼下垂
生まれつきまぶたが下がっている状態が特徴の眼瞼下垂です。主な原因としては、瞼を持ち上げる筋肉が生まれつき弱かったり、 発達不良である場合のほか、筋肉を動かすための神経の発達以上が原因の場合もあります。
● 後天性眼瞼下垂
加齢や外傷などの原因により目を開ける力がうまくまぶたに伝わらず、瞼が垂れ下がった状態の眼瞼下垂です。もともとは正常だった瞼が徐々に垂れ下がってきた状態のものを差します。殆どの場合は腱膜性眼瞼下垂という年齢とともに少しずつまぶたを上げる腱膜が弱ってしまう事が原因となり発症するケースが多いです。そのほか、コンタクトレンズの長期使用や、眼科治療が原因となる場合もあります。
● その他の眼瞼下垂
上記のような筋肉や神経が原因となる場合のほかに、加齢による皮膚のたるみが原因によって眼瞼下垂のような症状がでる 場合があります。
眼瞼下垂とは瞼を持ち上げる力がうまく伝わらず、瞼が垂れ下がった状態となります。 このため、視野が狭くなり、目が見にくくなります。このような瞼の状態になると 体に以下のような症状が発生します。
上記のような症状を感じられている方はぜひ一度ご相談ください。 眼瞼下垂は保険診療にて治療ができます。
眼瞼下垂にはその発症原因により幾つかのタイプに分かれます。
この原因に合わせて適切な治療や手術をおこないます。
腱膜性眼瞼下垂は、瞼を持ち上げる筋肉と瞼のつながりが弱く瞼を持ち上げる力をうまく伝わらないために、瞼が垂れ下がってくる眼瞼下垂症です。
コンタクトレンズ長期使用やパソコンなどの画面をお仕事などで長時間目を酷使している方、アレルギーなどで慢性的に目をこする頻度の高い方などが原因で発症します。進行性ですので時間とともに症状はひどくなります。
瞼を持ち上げる筋肉はしっかりとはたらいていますが、それよりも前側にある瞼の皮膚が、加齢とともにたるみ、垂れ下がってしまうことで発症する眼瞼下垂症です。加齢による皮膚のたるみが原因ですので、誰でも発症する可能性があります。また、皮膚がたるむことで、まつげが目に入る込む、逆さまつげや、腱膜性眼瞼下垂を併発している場合もあります。
先天性眼瞼下垂は、生まれつき瞼を持ち上げる筋肉が弱かったり、筋肉を動かす神経に障害があって、うまく筋肉を動かせないことが原因で発症する眼瞼下垂症です。症状としては腱膜性眼瞼下垂と同じような、目疲れ、肩こり、頭痛といった症状がでます。また、ほとんどの症例では片目だけ発症している場合が多いです。
同じ眼瞼下垂症でも上記のようなに原因はさまざまです。
それぞれの原因にあった治療や手術を行うことが大切になります。
続いては各原因にあった治療方法をご案内いたします。
眼瞼下垂にはその発症原因にあわせた適切な手術が必要となります。
● 眼瞼挙筋前転法
腱膜性眼瞼下垂は瞼と筋肉の結びつきが弱くなることで発症します。腱膜性眼瞼下垂の手術ではこの結びつきを糸で強固にする方法です。この手術は信州大学病院形成外科の松尾教授が広めた松尾式治療法、または松尾式とも呼ばれる方法で、上まぶたの皮膚を切開してまぶたを上に持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)腱膜を確認し、瞼板に縫いつけることにより、まぶた(瞼)を上に持ち上げることで、目の開きにくさ、見えにくさの改善を図る方法です。
術後1週間程度でかなり腫れがひきますが、完全に腫れがおさまるまでは多少時間が必要です。
まぶたに痛みや、閉じにくさ、物が2重にみえるなどの症状が一時的に出る場合がありますが、ほとんどは徐々に治っていきます。
ただし、症状が強い場合は、必ずご相談ください。
また、頭痛、肩こりなどの症状の改善は期待できます。
合併症で最も多いのは、目の開き具合や二重ラインに左右で差が出てしまうことです。
顕著に差が出た場合はすぐに修正手術を行いますが、時間とともに目立ってきた場合は、症状をみて再手術を行います。
● 余剰組織切除法
老人性眼瞼下垂は主に瞼の皮膚のたるみが原因となって発症します。このため、原因となっている余剰皮膚を切除することで、症状の改善を図ります。
症例により、二重瞼のラインに沿って切開し皮膚を除去する方法と、眉毛の下のラインに沿って切開し、たるみを除去する方法があります。いずれも、縫合部の傷を目立ちにくく施術することができます。
この手術は縫合線が必ず残ることになります。この傷跡を目立たなくすることが手術のポイントとなります。
目の腫れはいずれの方法も発生しますが、眉毛の下からの切開の方が腫れが少なく、腫れぼったさの改善も早い傾向にあります。
● 挙筋短縮術
伸びてゆるんでしまった腱膜の一部分を切り取り、腱膜の長さを短くして瞼板に縫合することにより、 まぶたをあげる手術です。先天的に瞼をあげる力が弱くても、腱膜を短くすることで、力を伝わりや すくし、症状の改善を図ります。
● 筋膜移植法
先天性眼瞼下垂の場合は筋肉そのものが弱い、または神経障害のため動きにくいことが原因のため、おでこの筋肉である前頭筋の力を眼瞼(まぶた)に伝える手術を行います。前頭筋は主に眉毛を持ち上げるきんにくですが、この筋肉と瞼をつなぐように筋膜を移植します。これにより、瞼を持ち上げる力を補い、症状の改善をはかります。
他の治療方法と違い、前頭筋を利用するため、おでこのしわの抑制はできません、また、おでこの筋肉を使うことで起こる頭痛の症状が 出る場合があります。また、下の方を見た場合、通常であれば目玉とともに瞼も下へ下がりますが、この術式では、瞼が釣り上げられた 状態になるため目玉だけが下を向く上三白眼となります。
医師とのカウンセリングの中で十分に話し合い、ご希望の目元を伺いながら、シュミレーションを行います。その際に、患者様にとって最適なプランを決めます。
点眼麻酔、局部麻酔を行ったうえで、原因にあわせた手術を行います。
施術を行った後は、約1~2週間程度のダウンタイムが必要となります。抜糸は、施術5~7日後に行います。
両目 | 約49,500円(保険適用) |
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片目 | 約27,500円(保険適用) |
眼瞼下垂(眉毛下皮膚切除術) | 300,000円(自由診療) |
眼瞼下垂(挙筋短縮術) | 400,000円(自由診療) |
休診日