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形成外科 Plastic Surgery

でべそ(臍ヘルニア)

でべそ(臍ヘルニア)

生後間もなくへその緒が取れた後に,おへそがとびだしてくる状態を臍(さい)ヘルニアと呼びます。 生まれて間もない時期にはまだおへその真下の筋肉が完全に閉じていないために、泣いたりいきんだりしてお腹に圧力が加わった際に筋肉のすきまから腸が飛び出し、「でべそ」の状態となります。でべそ(臍ヘルニア)とは、臍窩部の皮膚と皮下の瘢痕組織(ヘルニアの袋)が突出した状態になっているものです。
※形は様々で個人差があります。

主な治療方法

でべそ(臍ヘルニア)は保険による治療が可能です。
でべその手術は臍部の突出した皮膚と瘢痕を切除(切り取り)して臍ヘルニアを修復します。瘢痕により生じていた拘縮(つっぱり等)を解除した後に臍窩(おへそのくぼみ)を形成します。おへそ中の突出部分のみ皮膚を切除して縫合し、縦長のおへそのくぼみを形成します。皮膚縫合線は臍窩の中だけなので、傷跡はわかりません。

治療の流れと治療方法

  • 1.カウンセリング

    医師とのカウンセリングの中で十分に話し合い、症状に合わせた手術法をご案内します。

  • 2.検査・施術

    手術を行います。手術は局所麻酔で行う場合と静脈麻酔を併用する場合がございます。手術時間は約30分~1時間程度です。

  • 3.経過観察

    術後は翌日からシャワー浴可能です。日常生活等に大きな制限はきたしませんが、術後の過度の運動は控える必要があります。

※ 症状が重度で入院が必要と判断される場合は、大学病院など関連施設をご紹介させて頂きます。