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用語集 Glossary

化膿性肉芽腫

化膿性肉芽腫(Pyogenic Granuloma)は、皮膚や粘膜上に発生する良性の腫瘍であり、一般的に急速に成長し、出血しやすい特徴を持っています。

化膿性肉芽腫は通常、皮膚や粘膜上に紅色または赤褐色の腫瘍として現れます。腫瘍はしばしば表面が潰れ、出血することがあります。外観は肉芽腫という名前からも分かるように、肉芽組織に似ています。

化膿性肉芽腫は急速に成長し、数週間から数か月で大きくなることがあります。成長の速さと出血しやすいという特徴があります。

この腫瘍は比較的脆いため、軽い刺激や触れることによって容易に出血します。出血が頻繁に起こることがあります。

化膿性肉芽腫は口の中、唇、顔、手、足、爪周りなどの皮膚や粘膜などにも好発します。妊娠中や妊娠後にも発生することがあるため、妊婦にも見られます。

化膿性肉芽腫の治療法は、一般的には以下のような方法があります

手術的切除: 化膿性肉芽腫を取り除く最も一般的な方法は、手術的な切除です。外科的な手術により腫瘍が取り除かれ、病理組織学的検査によって確定診断されれば、術後は特に問題がないことが多いです。

凍結療法: 液体窒素を使用して化膿性肉芽腫を凍結し、その後腫瘍が崩れて自然に剥がれるのを待つ方法もあります。

レーザー治療: 症状や部位によっては、整容的な観点からレーザー治療が選択される場合があります。レーザーを使用して腫瘍を焼却し、取り除きます。

治療法は症状や腫瘍の部位、目的などよって異なるので、専門医の指導の下、適切な治療を受けることが重要です。化膿性肉芽腫は一般的には良性ですが、成長が遅い場合や症状がない場合には放置されている例も散見されます。あとあと症状が悪化したり出血が頻繁に起こることによりかえって大きな処置や治療が必要とされるケースもありますので、早めに適切な治療を受けることをおすすめいたします。

 

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