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用語集 Glossary

脂漏性角化症

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう、英: seborrheic keratosis)は、皮膚にできる良性の腫瘍で、通常は健康を脅かすものではありません。

脂漏性角化症は良性の皮膚病変であり、皮膚がんではありません。

通常、脂漏性角化症は皮膚表面に褐色から黒色までの色素沈着が見られ、ほぼすべての人が平坦かやや隆起した、ふつうの形状の腫瘍として認識します。これらの腫瘍はしばしば多数の小さなイボ状の病変として現れることがあります。

脂漏性角化症は顔、首、胸、背中、腹部、肩などの皮膚表面に発生することが多いです。

これらは一般的に、治療の必要性がない場合が多いです。腫瘍が小さく、症状を引き起こさない場合、放置しても問題ありません。ただし、腫瘍が大きく、日常的に良く出血するなど、または外観的に不快に感じる場合、治療の対象となります。

治療法としては局所麻酔を使い、脂漏性角化症を切除する手術という方法があります。これは腫瘍を完全に除去をする方法です。手術の際に病理検査に出して良性・悪性を調べることができますが手術後は傷跡が残ります。

レーザーによる除去方法もあります。この方法は傷あとができないわけではありませんが小さな腫瘍の場合、傷あとも小さく目立たなくなるので、この方法は小さな腫瘍を取り除くときに有効な方法です。

治療法は患者の具体的な症状や腫瘍の大きさや部位などによって異なります。脂漏性角化症の治療を検討する場合、専門医との相談が重要です。また、脂漏性角化症の病変が異常に変化したり、痛みやかゆみを引き起こす場合は、早急に相談しましょう。