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皮膚科 Dermatology

結節性痒疹

結節性痒疹は、強いかゆみを伴う皮膚病変が形成されることが特徴的です。皮膚病変は皮膚が盛り上がり、結節が形成され、触ると固く、大きさも小さいものから数cm大までの大きなものまで生じえます。結節性痒疹は、腕や肩、足などを始めとして、首や体幹などにも生じることがあります。結節性痒疹では強いかゆみを伴うため、皮膚をかくことも少なくありません。しかし、かくという動作によって皮膚の病変は悪化し、さらにかゆみの部位が広がることも考えられます。さらに、病変の程度によっては皮膚に痕が残ることもあります。皮膚によるかゆみ、お肌の障害などをもとにして心理的なストレスが生じ、抑うつ気分を感じることもあります。

主な治療方法

結節性痒疹では、ステロイド外用薬やかゆみ止めなどの内服薬、紫外線療法など、さまざまな治療方法が適応となりえます。しかし、結節性痒疹の原因は確実には同定されておらず、患者さんによって治療反応性も異なります。そのため、ご自身に最適な治療方法を見つけるために、1つの治療方法ではなく、複数の治療が組み合わされて行われることもあります。当院ではステロイド外用薬で2週間以上治療していても十分な効果が得られない中等度の結節性痒疹の患者さま向けにデュピクセントによる治療も行っております。

治療の流れと治療方法

  • 1.カウンセリング

    結節性痒疹はさまざまな治療法がありますが、患者さまによって治療反応性が異なるため、複数の治療を組み合わせて実施します

  • 2.検査・施術

    治療プランにあわせて、外用薬、内服薬などの治療を行います。治療反応を見ながら場合によっては処方薬を変更するなどして治療にあたります。

  • 3.経過観察

    治療に対する反応を評価し、必要な調整を行いながら、症状が改善するまで治療を続けます。

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