皮膚科
Dermatology
できもの(粉瘤、ほくろ)除去
皮膚の下には脂肪組織、結合繊、血管、リンパ管などの組織がありますが、これらの組織にはさまざまな腫瘍が生じます。腫瘍とは過剰な発育をする病変で、良性と悪性があります。悪性の腫瘍であるかどうかは、腫瘍細胞の浸潤度、増殖速度、転移や再発の有無、宿主に対する悪影響の程度などの総合判定によって決まります。このような腫瘍の中で最も高い頻度で発生する良性の腫瘍に粉瘤(ふんりゅう)があります。皮膚下に袋ができその中に垢がたまることで発生します。各種腫瘍の治療には最初に正しい診断が必要です。発生した腫瘍にあわせた最も適切な治療法をご提案いたします。
※完全に美容目的のものは自費診療となります。
こんな症状の方はご相談ください
●皮下に膿がたまりの腫れや痛みがある方
●痛みはなくても皮下にこぶ状のできものがある方
●ほくろがおおきく、生活に支障をきたす方
当院では形成外科専門医が施術に当たるため、傷跡をより目立たなく施術することが可能です。
※ 経過には個人差があります。
主な治療方法
手術にて切除を行います。切除した検体は病理組織検査を実施し、良悪性の判断を含め正しく診断いたします。部位によっては皮弁形成術などを併用した方が、傷がきれいになる場合があります。
治療の流れと治療方法
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1.カウンセリング
医師とのカウンセリングの中で部位、大きさ、性状などから最も適切な治療法をご提案いたします。
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2.検査・施術
局部麻酔を行ったうえで、腫瘍を切除します。必要に応じて病理組織検査を実施、良性か悪性の判断を含め正しく診断いたします。
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3.経過観察
部位、大きさ、性状などにより施術後の対応が変わります。傷跡を残すことが無いよう、状態に合わせた術後の過ごし方をご説明いたします。
よくある質問
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できもの・ほくろ除去は、1回の治療で取り除けますか?
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- 切除する個数によりますが、1回の治療で取り除くことができます。
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治療時に痛みはありますか?
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- 局所麻酔を施術前にいたしますので、麻酔の注射が少しチクっとしますが、切除の際に痛みはありません。また、麻酔が切れた後も傷口は小さいためほとんど痛みを感じることはありませんが、多少の内出血、腫れ、赤み、熱感などがでることもあります。個人差はありますが、いずれも数日で治まることが多いようです。
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ほくろ除去がはどのような場合保険適用となりますか?
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- 1)悪性の疑いが高いほくろや放置すると危険と思われるほくろの除去
2)切除した検体から病理検査を行う場合
3)ほくろにより、何らかの生活に支障をきたす場合(ひげがそれない、痛みがあるなど)
最終的には医師の診察の上判断いたしますので、お気軽にご相談ください。
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傷跡は目立ちますか?
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- 小さいほくろの除去の場合はほとんど皮膚が陥没することはありません。大きなほくろの除去の場合、陥没が目立たないよう縫合をいたしますが、多少窪んだ感じは残る場合がございます。傷跡が目立たないよう治癒するための術後の過ごし方を施術後にご案内をしておりますので是非ご相談ください
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皮膚が陥没する事はありませんか?
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- 傷跡が目立たないよう丁寧な切除をいたしますが、施術後の過ごし方によっては傷跡が目立つ場合がございます。傷跡が目立たないよう治癒するための術後の過ごし方を施術後にご案内をしております。
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術後、翌日にはメイクは可能ですか?
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- 一般的なファンデーションは、患部がジュクジュクしている間はお控えください。傷跡にすぐ塗れるタイプのファンデーションであれば施術直後から可能です。