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皮膚科 Dermatology

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、繰り返しかゆみのある湿疹が発生する慢性的な病気です。 乳児の場合は頭・顔に多く発症し、以降は首、肘や膝の関節の曲がる場所などにも広がっていきます。小児期に治癒することも多いのですが、成人になっても続いたり、成人になってから発症することもあります。最近では、アトピー性皮膚炎の方の多くが、皮膚の保湿因子に遺伝子の異常があることがわかってきており、保湿の重要性が再認識されてきています。治療には皮疹が悪くならないよう皮膚の状態をコントロールをしていくことが大切です。症状により血液検査を行い、生活環境を整えるためのご相談もさせていただきます。当院では通常のアトピー性皮膚炎の治療のほか、既存治療で6ヶ月以上治療していても十分な効果が得られない中等度のアトピー性皮膚炎の患者さま向けにデュピクセントによる治療も行っております。

主な治療方法

● 保険診療による治療
保湿剤・ステロイド外用剤・タクロリムス軟膏外用・抗アレルギー剤内服が大きな治療の柱となります。
また、ダニやホコリのアレルギーを合併していることが多いので、血液検査を行った上で生活環境を整えることも重要です。成人の方の重症例では免疫抑制剤（シクロスポリン）内服が必要となることもあります。ステロイド外用剤やタクロリムス外用剤等の抗炎症外用剤による適切な治療を一定期間施行しても、効果が期待できない、強い炎症をともなうアトピー性皮膚炎の患者さまにはデュピクセントによる治療も行っております。

● 自由診療による治療
プラセンタ注射、高濃度ビタミンC点滴もアトピー性皮膚炎の治療に有効です。

治療の流れと治療方法

  • 1.カウンセリング

    医師とのカウンセリングの中で十分に話し合い、症状に合わせた治療法をご案内します。

  • 2.検査・施術

    症状の程度に合わせた各種治療を行います。必要に応じて血液検査を行う場合があります。

  • 3.経過観察

    症状をみながら、定期的に診察、治療を行います。

よくある質問

アトピー性皮膚炎は治らないのでしょうか。
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皮疹が悪くならないようにしっかりと治療をして、良い状態を保てるようにコントロールをしていくことが大切です。症状により血液検査を行い、生活環境を整えるためのご相談もさせていただきます。
一時的に良くなってもまた悪くなるのはなぜですか？
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表面上良くなったからといって薬の塗布やめてはいませんか。アトピー性皮膚炎は、良い状態を保てるようにコントロールするために、医師の指示に合わせた薬の継続が重要です。
どのような治療をするのですか？
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保湿剤・ステロイド外用剤・タクロリムス軟膏外用・抗アレルギー剤内服が大きな治療の柱となります。症状の程度に合わせてこれらの薬を組み合わせ、段階的に症状の緩和、治癒をおこないます。

皮膚科で治療するその他の疾患

皮膚科では以下のような症状を診察対象としています。