池袋東口駅徒歩2分 各種保険取り扱い 皮膚科 / 形成外科 / 美容皮膚科 / 美容外科
後天性真皮メラノサイトーシス(略してADM)は、比較的新しい概念のシミです。別名、両側性太田母斑様色素斑ともいいます。一般的なシミはメラニンが表皮内に増えているのに対して、ADMでは真皮内に増えているのが特徴です。典型的なADMは、20歳以降に両側の頬に小さい斑点状のシミとして出現します。両側の額の生え際や両側の下まぶたにびまん性(地図状)に広がることもあります。ADMは、両側対称性に生じるので、肝斑との鑑別が重要ですが、しばしば肝斑やソバカスと合併することがあるため正確な診断は非常に難しいあざの一つです。
● レーザー照射による治療
Qスイッチルビーレーザーを照射いたします。症例により、治療回数が異なります。また、症状によっては保険診療を適応できない、自由診療となる場合がございます。詳細についてはカウンセリングにて決定いたします。
● Qスイッチルビーレーザーについて
Qスイッチルビーレーザーは、さまざまなしみやアザを治療する、強力なレーザー治療機器です。 レーザー光は、ある特定の色素に反応し吸収される性質があります。ルビーレーザーは694nmの波長を出し、皮膚内部のメラニン色素を効果的に破壊することに優れているレーザーです。メラニン色素のみに作用しますので、周囲の正常な皮膚を傷つけにくいのが特徴です。 また、メラニンにおける吸収が高く、コラーゲンの吸収が低いため、正常組織に対する損傷が少なく、さらにヘモグロビンへの吸収が低いため、血管への損傷も少ないです。 ルビーレーザー光は、色素と正常組織の吸収に対して、最もバランスの良い波長であるため、しみやアザの治療に最適です。 当院はニーク社製の Qスイッチルビーレーザーにて治療をおこなっております。
医師とのカウンセリングの中で十分に話し合い、治療法をご案内します。
レーザー照射を行います。時間は大きさによりことなりますが、約5分~20分程度なことがほとんどです。
症状をみながら、定期的に診察、治療を行います。施術後は当日からシャワー浴可能です。日常生活等に大きな制限はきたしませんが、患部の保護と、施術後の過度の運動は控える必要があります。
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